周囲があって自分がいる
私たちは周囲の支えによって生きています。
両親があって、自分がいる。
水や空気があって、生存している。
一人として、単独で存在する人間はいないのです。
人間だけでなく、地上のすべてのものは
「因果の法」によって存在しています。
大切なのは、
お互いに支えあって生きているという自覚。
家庭においても、
自分を支えてくれる人がいるということを考えると、
何か自然に手が合わさる。
「ありがとう」「お疲れさま」
その感謝と慰労の気持ちが
合掌の姿に秘められているのです。