お墓について

最近、日本の葬儀事情が変わってきています。

例えば、お骨について。
これまでお墓や納骨堂に納めて
子孫が供養するのが当たり前でしたが、
この頃ではコインロッカーや電車の網棚に
放置されることもあるようです。

田舎から出て都会へ就職した場合など、
忙しい現代の生活では、故郷のお墓をみるのが
難しいこともあるのかもしれません。

また、戒名料や葬儀料が高いため、
葬儀をすることができないという人もいます。

このような社会情勢にどのように対応していくか。
それは仏教界に与えられた役割ではないでしょうか。

仏教は社会のためにあります。
これからの仏教界は、宗派を超えて協力し合う方向に
向かってゆく必要があります。