空について

今回の樹陰一話は「空(くう)」についてのお話です。

「空」は大乗仏教の根幹にある思想です。
この世界のすべてのものは
持ちつ持たれつで存在しています。
この世界は寄木細工のようなものなのです。

人間もその一部です。あらゆるものとつながっています。
この認識がなくなると自分中心の考え方になり、
いつしか孤立してしまいます。

真理は循環と調和にあります。

自分中心の考え方を捨て、
循環と調和の真理の心を持って生きることが
幸福を勝ち取る秘訣なのです。